東京中を走り回る

という日々になりました。

仕事の後、新宿でシグマリオンのカバーを買った後、紀伊国屋にて数学の参考書を買い、医学書をいろいろ漁った後、麻布に移動、どくだみさんのお誘いにて、
さるオールナイトセッションを見学させていただきました。
多分トランス系も入っていると思うのですが、なかなかよかったです。
一番さいしょ、こうした世界の旅を始めた頃、頭にあったのがこうした音楽や自在に流れ変化する映像の世界だったのを思い出したのですが、反面、それからいろいろな旅と下手に様々な知識を身につけてしまったので、それら音楽や映像、ビートや一瞬、座禅やインドの川辺で修行する人々の様にシンセやプロジェクターやMACとそこいら中に走り回る電源コードの中心に向かって静かに瞑想するかのように頭を振って熱中している若者をみると、なにかしらもう行き過ぎてしまったという隔たりを感じざるを得ない気がします。
一番初めにおどろいたアクティブイマジナティブな感覚はこうしたトランス状に落ちていきながら徹底的に醒めているという感覚だったのですが、ほかのことをまだ何も知らない為に熱中して酔ったままでいる時期は個人的にはとうに過ぎ、ああした一種のASC
もすべてではなく、世の中には他に様々な物事と意識と言葉の状態があるのだということを、振り返ることになりました。
まったく歳をとったとはいいたくないのですが、ある意味「行き過ぎてしまった者」であることはもうしょうがありません。

メルロポンティ「眼と精神」は割と良い本でした。これは哲学書、なのですね。
ただ、これでは解決としては疑問が残ります。古さも目立ちます。
池上のおじさんが「複雑系現象学を説明する」といっていた意味が分かったような気がします。
言っていることに、穴がまだまだあるというか、他の視点からならまだまだ探れるものがまだまだあるような気がします。

あと、Orkutをさそって頂けました。たのしそうです。
やってみたいと言う方はメールをどうぞ。

以下はそのオールナイトセッションのVJの方のサイトです。
http://www.goldtrunk.com/akiko/#